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STORY of
TECHNOLOGYfrom DHF

03

Tヘッド工法

現(xiàn)代日本の建築を支える新技術(shù)

ビルやマンションなどコンクリート構(gòu)造物の基礎(chǔ)となる鉄筋。DHFのTヘッド工法は、鉄筋組立工事の効率を大幅に改善した畫期的な工法です。従來(lái)のフックをT字型に加工することで、複雑な配筋作業(yè)が迅速に行え、コンクリートの充填性もアップ。従來(lái)と同等の性能を維持しながら、施工性が大幅に向上しました。
DHFが誇る技術(shù)力の高さと、「困っている現(xiàn)場(chǎng)を助けたい」という全社員の根底にある想いがカタチとなった、象徴的なストーリーです。最後には國(guó)土交通省より評(píng)価され「國(guó)土技術(shù)開発賞」を受賞するまでに成長(zhǎng)したこの技術(shù)は、実は、「コロンブスの卵」的な発想から生まれました。

裝置をあえて売らなかった、営業(yè)のカン

Tヘッド工法の構(gòu)想を産んだのは意外にも技術(shù)部ではなく、お客さまに対し高周波加熱設(shè)備を販売する機(jī)器事業(yè)部でした。Tヘッド工法鉄筋が誕生する以前には、先端をU字型に曲げたフックを利用した配筋が一般的でした。しかし複雑で施工性が悪くなりやすく、コンクリートの充填不足や工期、コストなどに課題を抱える面もあったのです。そこでもうひとつの手法として、鉄筋の他に板などのパーツを用意し、板を溶接して鉄筋と組み合わせる定著鉄筋という技術(shù)がありました。

あるとき某ゼネコンから機(jī)器事業(yè)部へ「鉄筋そのものを加熱して定著板と接合できないか?」という相談が舞い込んできたのです。
そもそも機(jī)器事業(yè)部とは、お客さまからさまざまな相談を受け、案件ごとに裝置を製作販売する事業(yè)部。しかしその話を受けた営業(yè)擔(dān)當(dāng)?寺田教彥(テラダ?ノリヒコ)は、営業(yè)マンの勘が働いたのか「これは裝置の販売じゃなく、加工ビジネスとして新たに私たちで始めるべきだ」と思い至ります。寺田は「なぜこの仕事を受けないんだ」という上司からの叱責(zé)を尻目に、開発スタッフへ直接この相談を持ちかけていきました。

革命的技術(shù)を産んだ「神様」との出會(huì)い

當(dāng)時(shí)、川崎工場(chǎng)の技術(shù)部に「加熱の神様」と呼ばれる前之園司(マエノソノ?ツカサ)がいました。寺田は彼に某ゼネコンの相談から著想を得た「定著板と鉄筋の接合方法」のアイデアを相談します。前之園は快くこの相談を受諾し、すぐに開発がスタート。

ここで前之園は、板と鉄筋のパーツ同士をつなげる作業(yè)に対し「もっと効率的なやり方がある」と持ちかけ、鉄筋の先だけを加熱してつぶして板の代わりとなる引っかかりを作る、Tヘッド工法を生み出します。これまでどこも実施していなかった、畫期的な技術(shù)だったのです。

通常こうした新しい形の鉄筋を作るとなると、まずは金型を作り、そこへ高溫の鉄筋を押し込むことで簡(jiǎn)単に大量生産が可能となります。ところが量産品の金型を開発するには1臺(tái)につき莫大な費(fèi)用がかかるため、大きなハードルが立ちはだかるかと思われました。

しかし、前之園は金型を使用しない道を選びます。試行錯(cuò)誤を繰り返し、Tヘッド工法を作り出すために相応しい溫度パターン?圧力?スピードへとたどり著くのです。そして鉄筋を熱し、金型を使用せず先端をつぶして定著鉄筋を作り出す加熱技術(shù)を開発。その神業(yè)的な技術(shù)の開発現(xiàn)場(chǎng)を目の當(dāng)たりにしたときの感動(dòng)は今でも忘れられません。

近年の耐震?高層建築を支える技術(shù)として浸透

その後、土木構(gòu)造物、建築構(gòu)造物を中心に事業(yè)を拡大していきました。そしてこの技術(shù)は國(guó)土交通省より評(píng)価され、「第4回 國(guó)土技術(shù)開発賞」を受賞するまでになります。近年では耐震性能向上のため鉄筋量が増加していますが、同時(shí)に配筋工事のコストアップが発生。また、高層建物では柱とはりの接合部に鉄筋が集中し配筋が過(guò)密、コンクリートが充填しにくい狀況も生じています。
Tヘッド工法鉄筋は、こうした課題を解決する畫期的な鉄筋定著工法です。確実な定著性はもちろん、優(yōu)れた施工性、低コストを?qū)g現(xiàn)。常に「困っている現(xiàn)場(chǎng)、お客様のために」というDHFの経営理念はこうした形で実現(xiàn)されているのです。